インペリアル スキッドロウ スラックマスター86(NIMS-86L)のご紹介と実釣インプレ

つりっこくらし
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皆さんこんにちは、釣柴です。

今回はエギングロッドのインプレをしたいと思います。

釣柴は現在3本のエギングロッドを所有しています。


メインで使用している2機種の内、1つがタイトルの通り、エバーグリーンのインペリアル スキッドロウ スラックマスター86(NIMS-86L)になります。

そしてもう1本のメインロッドがゼナックのガホウジンAG-86パラボリックになります。
※このロッドについてはまた後日インプレしたいと思います。

残りの1本はメジャークラフトのクロステージ86M(ステンSiC使用)で、緊急時の予備又は貸出用として所有しています。

それではスラックマスター86についてご紹介していきたいと思います。


以下スペック・特徴はメーカーHPよりそのまま抜粋させて頂いています。

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スペック



スラックジャークを極める。

スラックジャークを完璧に快適にこなすスラックマスターのコンセプトはそのままに、フルモデルチェンジ。

新設計の軽量ブランクをクワトロクロスで補強することでバットやグリップ周りの剛性をアップ。

ライトロッドにありがちなバット付近の力抜けを防ぎます。


また、トルザイトリング採用でブランクがよりシャープに。
ガイド内径が広がり、あとひと伸びの飛距離を実現します。

重見典宏の代名詞、スラックジャークを極める一本「スラックマスター86」。

特徴・詳細

ブランクス

大きくしなって素早く戻す。

ロッドがしゃくりをサポートしてくれるアクションがインペリアルシリーズの持ち味。

加え、新たにバットとグリップ周りにクワトロクロスを配し剛性をアップ。

バット付近の力抜けやブレを防ぎ、しゃくった力をロスなくブランクへ伝えます。

また、ティップからベリーにかけてはアンサンドフィニッシュ(無塗装)を採用することで軽量でシャープな使用感を実現しました。

ガイドシステム

トップガイドはあえてスレッドを巻かず段差を取る処理のみの仕様。

ティップからバットにかけては糸絡みしにくいチタンKガイドのスリムなハイフット仕様。


また、トルザイトリングを採用することでさらなる軽量化、ブレ抑制、高感度を実現。


あえて小口径化せず内径を広げることで、あとひと伸びの飛距離のアドバンテージを約束します。(トップガイドのみSiCリング)

ジョイント

ジョイント部は、面で接する高品位スピゴットジョイントを採用。
ティップに伝わる信号をロスなく手元へと伝達します。口部分は補強テープのみのリジッドなスレッドレス仕様。


リールシートデザイン

リール、グリップ、そして手と、三位一体のフィット感で操作性を向上させるFuji VSSリールシートを採用。


精悍なブラックポリッシュのカラーリング。

この金と黒の組み合わせが釣柴的には超かっこいいです!!

グリップデザイン

テクニカルな場面で操作性を向上させるセパレートグリップ。


センターグリップはカーボンスリーブとの組み合わせで段差の少ないストレート形状。
好みに合わせ自由な握りが可能です。

リアグリップはキャスト時に掌の窪みにフィットする最小限の形状。


グリップエンドにはハイクオリティーと信頼の証、インペリアルオリジナルエンドプレートを装着。

メイド・イン・ジャパン(Made in Japan)

本製品は日本製です。

ロッド袋・エギストッパー

クッションの効いた厚めのEVA素材の袋です。


エバーグリーンのロッド袋はこの手のモノが多いです。

中はバット側とティップ側が干渉しないよう、2つに仕切られています。


ロッドベルトは付属されていないので、使われる方は別途用意する必要があります。

釣柴はエバーグリーンのロッドベルトを購入し、使用しています。



旧インペリアルではエギを掛けるストッパーがブランクスに元から付いていましたが、本モデルには付いていないので使われる方は用意する必要があります。

釣柴は定番の富士工業さんのものを使用しています。

このゴールドメッキと黒のコンビカラーがこのロッドにはよく合います。


ファーストインプレッション

最初に持った感じは表記されている自重よりも軽く感じられました

トルザイトリングが採用されているせいか、先重り感もなく、バランスがいいです。

リールを付けるとさらにバランスが良くなります。

バランスが良い為、フォグリップレスでも問題ないです。
まずフォアグリップを握ることはないです。

釣柴は14ステラ2500Sに夢屋アルミダブルハンドルを合わせて使用しています。



釣柴
釣柴

C3000Sのスプールが欲しい



この組み合わせでセンターバランスがリールシートのフォアグリップナットのすぐ前ぐらいにきます。


釣柴はセンターバランスが手元にくるのが好みなのでいい感じです

ロッドとのカラーリングもばっちりです!


16ヴァンキッシュを組み合わせた方がカラーリングはもっと合いますが、リールが軽すぎるので14ステラを購入しました。

センターバランスがあまり前の方だと投げにくい・・・

この辺は好みですねw

エギングは軽さが命、レスポンスが命という方もおられるでしょうし。

そういった方はヴァンキッシュか18イグジストがいいのかな?

ブランクスは非常に張りがあり、シャキッとしていますが、硬いわけではないです。

張りがあり、1本筋が通っているけど、曲るという表現が分かりやすいでしょうか?

あくまでエギングロッドの中では張りがある方だと思います。

まあ最初エギングロッドではなく、エバーグリーンのバスロッドのような感覚を受けましたがw


釣柴
釣柴

大丈夫か?

実釣インプレ

キャスティング

トルザイトリング採用で内径が拡大したおかげか、よく飛びます。

狙ったところにもしっかり投げれます。

キャストコントロールは素晴らしいです。

でも投げ感はやっぱり少しバスロッド風w

カーボンが良くガイドが軽いからなのか、キャスト後のティップのブレはほぼ皆無。

ブランクス全体もブレなくシュッと戻る

一瞬ブルってもすぐ収束します。

この点がキャストコントロールに寄与しているのかな?

ゼナックのガホウジンAG-86パラボリックよりも全然コントロールしやすいです。

クロステージだとキャスト後、ティップ・ベリーが一定時間ブルブル震えますw

コントロールも安定しない・・・

1万円のロッドと比べるのもどうかとは思いますが・・・


テーパーはレギュラー良りのレギュラーファーストといったところでしょうか。

旧インペリアルの胴からしなるスローテーパーが好きな方にはちょっと期待外れだと思います。

そういった方は別のスローテーパー系を買われた方が良いかと思います。

現在買えるロッドで言うと、ヤマガブランクスのCalista 86L/TZ NANO辺りがいいのかなあと思います。


スラックマスター86で使用するエギの範囲では3号がこのロッドのストライクゾーンだと思いますし、一番よく飛びます。

2号~3.5号まで問題なく扱えます。

ちょっと4号のエギを投げるにはしんどいかなあと釣柴的には思います。

投げれはしますけどね。

う~ん、3.5号までかな〜(苦笑)

春に3.5号〜4号をメインに投げてビシバシしゃくりたいなら、もうワンランク強いロッドを検討すべきでしょうね。

釣柴は4号のエギはほとんど使わないので、春もこのスラックマスター86で十分です。

しゃくり

バット・ベリー部が底からしっかりエギを跳ね上げてくれます。

しゃくり後もブランクスがすぐに復元します。

この復元力が素晴らしい!

シャローゲームではこのシャープさでエギの操作性も良好

クイックにエギを動かすことも出来ます。

ただし、キャスティングの時と同様に4号のエギや3.5号で抵抗の強いモノ、例えばエメラルダスステイの3.5号はブランクスのパワーだけではしゃくり切れず、手がめっちゃ疲れます。


釣柴
釣柴

ロッドが仕事してくれないよぉ



糸絡みに関してはKガイド採用でロッドティップ部での絡みは少ないです。

追いかけてきたイカを手前でしゃくって誘っていると絡むことはありますが、それは仕方ないですね。

感度

このロッドの醍醐味!

感度はメチャクチャいいです。

キンキンのバスロッドww

は言い過ぎかもしれませんが、それぐらい感度がいいって事でこのように表現しています。

潮の流れや抵抗、エギの着底などがほんとよく分かります。


イカパンチも手に取るように分かります。

当たりが分かり過ぎて、つい反応してしまいロッドを立ててしまうため、触腕1本掛かりを乱発することも。

感度がいいのも考えものですね。

結果的にギリギリのファイトになるため、バラシが増える可能性もありますw

しっかりエギを抱くまで待つか、積極的に掛けていくかはアングラー次第です。

鬼感度!

ファイト時

感度がいいため、イカの引き(ギュン、ギューン)がダイレクトに伝わります。

※擬音語で分かりにくくてすみません。

イカとのファイトが楽しめるロッドに仕上がってます。


ロッドの表記はLパワーですが、通常のLパワーよりもパワーがあります。

ロッドパワーはベリーから急激に立ち上がり、継ぎ目の部分ぐらいで最大パワーを発揮する感じですね。

ハマチも楽勝です!
※使用するラインの太さによります!




感度を良くした弊害か張りがありパワーがあるため、イカのサイズやエギの抱き方に寄ってはバラシを乱発する日もあります。

腕でカバーしましょうww

それでもバレるサイズは基本リリースサイズなので気にする程では無いと思います。
オートリリースっていうことでw

それよりもトンカツ大以上とのファイト、このロッドの強い張りで強引にファイトすると身切れさせたりしてしまうため、ドラグ調整が大事になります。

レギュラーファーストテーパーは使いやすい反面、スローテーパーに比べてイカのジェット噴射をいなしきれない時もあります。

なのでバラしたくなければある程度はドラグ調整を必要とします。

釣柴は基本はドラグ少し緩めで、ファイト中に都度ドラグを調整するようにしています。

総括

釣柴的にはこのスラックマスター86は高い操作性と感度を備え、アングラーがその情報を元にエギングゲームを組み立てていくロッドであると思います。

感度を最大限利用し、武器に出来る方にはオススメのロッドです。

また高いキャストコントロール性能も魅力です。

磯場での厳しいスポット、ピンで狙っていく場所ではしっかりと安定したキャストで投げ込めます。

テクニカルな釣りを必要とする方にもオススメのロッドです。


因みにゼナックのガホウジンAG-86パラボリックは上記のスラックマスター86の特徴とは正反対の特徴を持ったロッドになります。

簡単に言うと旧インペリアルみたいな感じですかね。

特徴が違うので釣柴はその日の気分に合わせて使い分けしてますw

予め根が荒いとか分かっていれば、スラックマスター86を使いますし、バラしたくなければゼナックのガホウジンAG-86パラボリックを使います。

旧インペリアルのスラックマスター86ゼナックのガホウジンAG-86パラボリックと特徴が似ているので、お持ちの方は売らずに現行のスラックマスター86と一緒に置いといて使い分けましょう。

それでは良い釣りを!ではまた!

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