17年の春に購入して以降、釣柴の右腕として欠かすことが出来なくなったワールドシャウラ1652R-2
3年程使い込んできたのでインプレしていきたいと思います。
ワールドシャウラはいいよ
スペック
全長 1.98m
継数 2本
仕舞寸法 130cm
自重 125g
先径 1.8mm/元径 11.0mm
ルアーウェイト 7~25g
ジグウェイト 30~90g
ラインウェイト(ナイロン) 12~22lb.
PE MAX 2号
MADE IN JAPAN
シマノのバスロッド表記だと2番パワーはM+クラスかな。
スパイラルX
ハイパワーX
ファイティンググリップ Type R (CI4+)
レインボーチタンセラミックコート
ワン&ハーフ設計
オールチタンフレームSiCリングガイド
購入動機
シマノのロッドが大好きな釣柴ではありますが、某ユーチューバーさんの影響をモロに受け、興味を持ち始め、購入を検討するようになりました。
しかし当時、ワールドシャウラを店頭に置いてある店がなかなか無く、取り寄せなければ手に取って、触れる方法がありませんでした。
さすがに買うかどうかは手に取って、触ってみないと分からなかったので取り寄せてもらうのは気が引けました。
そこで釣具屋さんに電話で問い合わせしまくり、一軒の店にこの番手が置いてあるのを発見し、店舗へ直行。
触った結果、即購入を決意しました!
今では釣柴の宝物です!
外観インプレ
ブランクス
ワールドシャウラと言えば、赤のブランクスに虹色のレインボーチタンセラミックコートが印象的な一目で分かるド派手仕様。
写真で見るより、実物はもっと虹色しています。
好き嫌いが分かれるデザインですが、釣柴的には全然有りです。
ワインレッド?超かっこいい!
たまに釣り場で恥ずかしくなる時もあるけどねw
因みに当時購入したお店のレジのおばちゃんに検品時「この竿虹色やーん」って突っ込まれました。
ワン&ハーフ設計の2ピース仕様でセンターカットとは違いバットの上の位置で抜けます。
これによりバット側を高弾性、ティップ側を低・中弾性のカーボンシートで分けて作っているそう。
村田基さんがよく糸電話に例えてバット部分で感度が増幅される話をされていますが、実際の所はどうなんでしょう?
ガイド
ガイド数は全部で9個。
ガイドフレームは強度重視のオールダブルフット(チタン)に大口径ガイドのSiCリング仕様
ガイド径は大きく、数は少ない方が飛距離が出るそうですが、反対の意見もありますんで何とも言えませんね。
釣柴的にはどっちでも飛距離はそんなに変わらないような気がしてます。
ガイド径は小さい方が感度の面ではいいように思います。
リールシート
ファイティンググリップ Type R (CI4+)
ワールドシャウラのリールシートは専用設計されているそうで、ブランクスにぴったりとハマって取り付けられているそうです。
他のロッドのリールシートは専用設計じゃない又は汎用品を使用している事が多い為、隙間があり、新聞紙等で詰めているとか無いとか。。。
さすがに現代の工業製品で新聞紙は無いと思いますが、隙間は何かで詰めてそうですよね。
分解した事がないんで、真偽の程は分かりませんが。。
いつか確かめてみたいね
握り込んだ感触は至って普通。
1フィンガー、2フィンガー、3フィンガー共に痛い場所があるとか握り難いとかはないですね。
むしろ握りやすいよ!
釣柴の手には絶妙なリールシートで大好きなタイプなんですが、手の形、大きさは個人差があると思いますんで、他の方の手に馴染むかどうかは何とも言えないですね〜。
グリップ周り
ストレートコルク使用
大口径ガイドのオールダブルフットから生まれるロッドの先重り感を軽減する為かな?
実際に先重り感は全く無いです。
セパレート使用にすればコスト削減出来るのに妥協無き、コルクの贅沢使用!
コルクは高いらしいです。
ハイエンドにコストの壁無し?
釣柴はEVA素材よりコルク派なので、このグリップは最高ですね。
コルクの肌触りはいいよね〜
フォアグリップもコルク使用。
フォアグリップが無いものが最近の流行ですが、本当はある方が感度はいいらしいです。
イマカツの今江克隆プロが以前フィッシングショーで仰っていました。
採用しないのはフォアグリップレスの方が見た目がかっこいいからとw
釣柴もその点は否定しません。
フォアグリップがあるとデザインにも寄りますがどうしても古臭い感じが否めませんよね。
でもワールドシャウラに関してはなぜかかっこいい!
むしろフォアグリップが無い方がダサい!
完全に信者ですね…
実釣使用インプレ
キャスティング
店頭で触った時はブランクスに張りがあり、シャキッとしていて硬そうな感じがしましたが、実際にキャストするとレギュラーテーパーと表記されている通り、しっかりと曲がり、ルアーを前へ弾き飛ばしてくれます。
3/8ozから1oz迄のルアーなら投げ感はめちゃくちゃ気持ちいいです。
適合ルアーウェイト上限25g近くでもまだまだパワーに余裕がある感じがしますね。
ジャッカルのポンパドール(22g)を投げて思った感想です。
チビタレル(43.5g)も全然イケますが、サイドキャストで投げてあげてください。
村田基さんは2倍、3倍でもいけると宣伝していますが、流石に3倍は厳しいかなぁと思います。
サイドキャストで上限2oz迄かなぁ。
3倍でもいけるかもしれませんが、投げる勇気は無いですねw
釣柴は2oz位迄の使用に留めていますが、メーカーの上限値以上の重さのルアーを投げる場合は自己責任でお願いしますw
バス釣りでよく使う3/8oz、1/2ozを中心とした巻物には最高のロッドではないでしょうか。
ピッチング・フリッピング
レギュラーテーパーなのでファーストテーパーやレギュラーファーストテーパーのロッドと比べたら打ち易くはないですw
特に使用するルアーが重くなればなるほど顕著に出ます。
~7gまでのシンカーにワームであればそこまで気にはならないかな~と思います。
釣柴はワールドシャウラ1本でおかっぱりする時は10g以上(3/8oz~1/2oz)のラバージグ、テキサスリグでもガンガン使って打っています。
おかっぱりを1本でやるなら
ある程度の慣れと妥協は必要だね
感度
感度はカーボンモノコックグリップを採用しているポイズンシリーズと比べて落ちるかなと思いましたが、意外にも感度は良かったです。
さすがハイエンド!
魚とのファイト時
追従性の良いティップとベリーが曲がり込み、そのストロークで魚をいなしながら強靭なバットパワーで勝手に魚を浮かしてきてくれます。
40cm以下のブラックバスでは相手にならない。
14カルカッタコンクエスト100のノーマルギアなら魚が掛かってもほぼ抵抗なく巻き上げ可能!
魚が付いているのか不安になるくらいw
魚とのやりとりを楽しみたい方はギア比を上げましょうw
ギア比が低いと感度悪いです…。
釣柴は13メタニウムかスティーズ SV TWをメインで組み合わせて使用しています。
魚を掛けた時にロッドが綺麗に弧を描き、レインボーチタンセラミックコートされたブランクスが虹になりますよ~w
総評
巻物を中心に組み立てる人向けのM+クラスのバーサタイルロッドといった感じではないでしょうか。
釣柴的にブランクスのパワーをセクション毎に分けると、実感はティップがM+でベリーがMH、バットがMH+パワーといった感じですかね。
とにかく魚を掛けた後のロッドパワーは凄いです。
18年にワールドシャウラはフルモデルチェンジしましたね。
1652R-3となり、3ピース構造になりました。
基本的にはキープコンセプトだとは思いますが、ブランクスがスパイラルXからスパイラルXコアにアップされているのでより強くなっていると思います。
あなたもおひとついかが?(笑)
もう少し長いレングスが欲しい方は7フィート版の1702R-2もあります。
シマノのハイエンドロッドということで歓びが満ちてきますよ~。
ワールドシャウラはちょっと高いという方には19スコーピオンの1652R-2を買うという方法もあります。
19スコーピオンはワールドシャウラのブルータイプのブランクスがベースになっており、当時の価格の半値位の値段で購入出来るのでお買い得ですよ~。
ガイドはチタンからステンレスになりますが、それでもお買い得ですね。
釣柴は19スコーピオンの1703R-2が気になっています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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